日国友の会

けんせきうん【巻積雲】

読者カード 用例 2023年01月09日 公開

2021年10月06日 ubiAさん投稿

用例:壠狀をなした卷積雲とか積卷雲とかいふ種類の雲が朝燒で赤くなつて居るのではあるまいか。
『日本文學の諸斷片 IV』 1923年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕上層雲の一種。氷晶から成り、うろこ状に配列する雲。俗にまだら雲、さば雲、いわし雲といわれる。巻積。

コメント:第二版の用例(1924)よりさかのぼります。初出(大正十二年十月、澁柿)とあります。

編集部:第2版では、宮沢賢治『春と修羅』(1924)の例が添えられていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:日本文學の諸斷片 IV

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:520ページ本文9行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店