日国友の会

くそ

読者カード 用例 2023年01月09日 公開

2021年10月06日 ubiAさん投稿

用例:筆者は、ジヤズのひびきのする喫茶店の隅に、くそ(傍点)難しいアラビヤ語やサンスクリツトの字をたどる敎授を想像してクスリとする。
『喫茶店に書齋を求む〔談話〕』 1932年6月
語釈:【三】〔接頭〕卑しめののしる意を添える語。また、程度のはなはだしいことをののしる意。「くそ落ちつき」「くそ度胸」「くそ坊主」「くそいまいましい」「くそ暑い」「くそまじめ」など。

コメント:第二版の用例(1948)よりさかのぼります。傍点のある例で、寺田寅彦の談話部分ではないですが、とりあえず。初出(昭和七年六月、帝國大學新聞)とあります。寺田寅彦全集第十六巻 一九九八年三月一九日発行では、初出(昭和七年六月二十九日、帝国大学新聞)とあります。

編集部:第2版では、太宰治『家庭の幸福』(1948)の例が添えられていますが、さらに、16年さかのぼることになります。

著書・作品名:喫茶店に書齋を求む〔談話〕

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年6月

著者・作者:

掲載ページなど:746ページ本文8行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店