日国友の会

そううん【層雲】

読者カード 用例 2023年01月09日 公開

2021年10月04日 ubiAさん投稿

用例:昔から之を大體卷雲、層雲、積雲の三つに別けてゐるが、(744ページ本文15行目)
卷雲は極高い處にある羽毛や、薄いヴエールの樣な形をしたもの、層雲は一面に棚引いた雲で積雲は綿の塊の樣なもの、(745ページ本文1行目)
『壯嚴なる雲の美觀〔談話〕』 1923年1月1日 寺田寅彦
語釈:【一】〔名〕(2)十種雲形の一つ。低く一様にたれこめた霧のような雲。地面には接触していない。ふつう局地的なもので、水滴を含んでいるが比較的天気のよい時にできる。霧雲(きりぐも)。

コメント:第二版に載っている辞書類(1914)、投稿例(1880)よりも新しいですが、文例(1951)として、とりあえず。初出(大正十二年一月一日、都新聞)とあります。

編集部:第2版では、『英和和英地学字彙』(1914)の例が添えられ、2006年4月28日付けで、nanyakaya さんに、矢田堀鴻『英華 学芸詞林』(1880)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:壯嚴なる雲の美觀〔談話〕

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年1月1日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:744ページ本文15行目、745ページ本文1行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店