日国友の会

カフカス

読者カード 項目 2025年05月12日 公開

2021年10月02日 古書人さん投稿

用例:高加索(カフカス)山ハ、裏海、黒海ノ間ニアリ、〔亜細亜洲全誌・山原〕
『兵要萬国地理小誌 一』 1876年 訳述人 近藤圭造
語釈:(ロシア Kavkaz)((カフカース)) 黒海とカスピ海の間の地域。カフカス山脈を境に北側を前カフカス、南側を後カフカスと呼び、北のロシア連邦、南のグルジア・アゼルバイジャン・アルメニアからなる。古来、東西交通の要衝にあたり、民族、言語、文化の混合が著しい。コーカサス。コーカシャ。

コメント:遡ります

編集部:2007年6月20日付けで、河野正義編『中学百科宝典』(1912)の例をご紹介いただいていますが、さらに、36年さかのぼります。

著書・作品名:兵要萬国地理小誌 一

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1876年

著者・作者:訳述人 近藤圭造

掲載ページなど:11丁オ後ろから1行目

発行元:出版人 阪上半七