日国友の会

ヤブロノイ

読者カード 用例 2025年05月11日 公開

2021年10月02日 古書人さん投稿

用例:興安嶺(ヤブロンノイ)ハ満州、西伯亞ノ間ニアリ、〔亜細亜洲全誌・山原〕
『兵要萬国地理小誌 一』 1876年 訳述人 近藤圭造
語釈:「ヤブロノイさんみゃく(山脈)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2010年2月16日付けで、加藤秀一・太田保一郎『尋常師範学科講義録 普通地理学講義』(1895)の例をご紹介いただいていますが、さらに、19年さかのぼります。ちなみに、「ヤブロノイ山脈」の語釈は「(ヤブロノイは英 Yablonoi)ロシア連邦、東シベリアの南部にある山脈。バイカル湖の東にほぼ平行して走り、北極海斜面と太平洋斜面の分水嶺をなす。最高峰はボリショイ‐サラナカン(一五七六メートル)。ロシア名はヤブロノブイ山脈」となっています。

著書・作品名:兵要萬国地理小誌 一

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1876年

著者・作者:訳述人 近藤圭造

掲載ページなど:11丁オ後ろから2行目

発行元:出版人 阪上半七