日国友の会

ニコラエフスク

読者カード 項目 2025年05月11日 公開

2021年10月02日 古書人さん投稿

用例:其他近來黒竜河口ニ、尼哥拉斯科(ニコライスク)府ヲ置キ、專ラ東海ノ要地トス、〔亜細亜洲全誌・分界〕
『兵要萬国地理小誌 一』 1876年 訳述人 近藤圭造
語釈:「ニコラエフスクナアムーレ」の略。

コメント:遡ります

編集部:2008年2月7日付けで、岩崎重三・池田鹿之助『新式萬國地理』(1900)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼります。ちなみに、「ニコラエフスクナアムーレ」の語釈は「(Nikolajevsk-na-Amurje)ロシア連邦のシベリア東部、アムール川河口から約八〇キロメートル上流の左岸にある港湾都市。一九二〇年、尼港事件が起きた」となっています。

著書・作品名:兵要萬国地理小誌 一

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1876年

著者・作者:訳述人 近藤圭造

掲載ページなど:10丁ウ後ろから1行目

発行元:出版人 阪上半七