日国友の会

えんブロック【円—】

読者カード 項目 2025年05月06日 公開

2021年09月27日 古書人さん投稿

用例:外貨の獲得といふ點からいへば、いまや圓ブロック圏内にある滿洲や支那への輸出は、〔經濟戰の備へ〕
『週報(第九十号)』 1938年 企畫院
語釈:〔名〕円にリンクした通貨制度を採用し、円が決済通貨として通用した地域。〈略〉日本は1931年(昭和6)に満州事変を起こし、満州(中国東北)、蒙疆 (もうきょう) 、華北、華中、そして太平洋戦争開始とともに南方地域にまで勢力を拡大した。これらの地域ではそれまで流通していた通貨は駆逐され、円にリンクした新しい通貨が創設された。満州中央銀行券、蒙疆銀行券、中国連合準備銀行券などがそれである。これらの地域との決済は、金や外貨によらずに円で決済できた。第二次世界大戦の敗戦により円ブロックは崩壊した。〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:ポンドブロックが立項されているので

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:週報(第九十号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1938年

著者・作者:企畫院

掲載ページなど:13ページ6行目

発行元:内閣印刷局