日国友の会

フォーブ

読者カード 用例 2022年12月31日 公開

2021年09月25日 ubiAさん投稿

用例:同樣に又フランスがフォーヴの群のやうな前衞的な試みによつて、
『定本「世界映畫藝術發逹史」』 1933年9月22日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(フランス Fauves)《フォーヴ》「フォービスム」に同じ。

コメント:第二版の用例(1939)よりさかのぼります。初出(昭和八年九月二十二日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:第2版では、石川淳『白猫』(1939)の例が早いのですが、さらに、6年さかのぼることになります。 ちなみに、「フォービスム」の語釈は「(フランス fauvisme fauves は「野獣」の意)《フォーヴィスム》二〇世紀初頭にフランスで起こった絵画の一流派。マチス、マルケ、ブラマンク、デュフィらがこの流派に属し、激しい色彩の対比と荒々しい筆致をその特徴とする。フォーブ。野獣派」となっています。

著書・作品名:定本「世界映畫藝術發逹史」

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年9月22日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:48ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店