日国友の会

ぎせい【擬声】

読者カード 用例 2022年12月31日 公開

2021年09月23日 ubiAさん投稿

用例:擬聲的の形容の詞にも面白いのがある。かんかんと立つ橡の大樹や、こんこんとしてかたまる蝌蚪等も私には珍しかつた。
『「あらたま」雜感』 1921年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕他人の声、または動物の声などをまねること。また、その声。こわいろ。

コメント:第二版の用例(1933)よりさかのぼります。語釈とやや異なるようにも思いますが、とりあえず。初出(大正十年十月、アラゝギ)とあります。

編集部:第2版では、内田百閒『百鬼園随筆』(1933)の例が添えられていますが、さらに、12年さかのぼることになります。

著書・作品名:「あらたま」雜感

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1921年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:26ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店