日国友の会

さつまびわ【薩摩琵琶】

読者カード 用例 2025年05月05日 公開

2021年09月23日 古書人さん投稿

用例:薩摩琵琶(サツマビハ)は古來薩摩大隅の二國に行はるゝものにして通常のものより形稍々小さく撥甚だ大なり〔人事門・薩摩琵琶(續)〕
『風俗畫報(第六号)』 1889年 久留米 三谷有信
語釈:〔名〕琵琶を伴奏とする語り物音楽。また、その伴奏に用いる楽器。戦国時代に薩摩の島津忠良が士気振興のため、道徳的な歌詞を作り、盲僧に作曲させ、藩の子弟に歌わせたのにはじまる。安土桃山時代から江戸初期にかけて戦記物語に取材するものが多くなり、剛健な音楽となった。現在、正派・錦心流・錦(にしき)琵琶の三派があり、近世琵琶音楽の一大勢力。楽器は、全長約九一センチメートルで海老尾(えびお)は大きく、四弦四柱(じ)。錦琵琶は五弦五柱。ひざの上に斜めに立てて、扇形に開いた大型の撥(ばち)で奏する。

コメント:遡ります

編集部:2022年6月21日付けで、うぇいさんに、『女学雑誌』(第236号、1890.10.25)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:風俗畫報(第六号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年

著者・作者:久留米 三谷有信

掲載ページなど:10ページ下段後ろから1行目

発行元:東陽堂