日国友の会

フレッシュ

読者カード 用例 2022年12月27日 公開

2021年09月23日 ubiAさん投稿

用例:お常さんや水月君などが出だしてからは何かしら一種のフレッシュな氣が紙面に活きて居て
『「俳諧師」に就て』 1909年2月9日 寺田寅彦
語釈:〔形動〕(英 fresh)《フレッシ》新鮮でさわやかなさま。生き生きしているさま。

コメント:辞書類からの投稿例(1860)以外の文例の投稿例(1910)よりもさかのぼるので。「フレッシュ」の語形としても、第二版の用例(1913)よりもさかのぼるので。初出(明治四十二年二月九日、國民新聞)とあります。

編集部:2019年5月22日付けで、ねじり草さんに、福沢諭吉『増訂華英通語』(1860)から「フレシ」の例をご紹介いただいていますが、文章例としては、やはりねじり草さんにご紹介いただいている田山花袋『縁』(1910)の「フレッシ」よりも1年さかのぼります。

著書・作品名:「俳諧師」に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1909年2月9日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:3ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十八巻』、一九五一年一〇月五日 第一刷発行 一九八七年一月九日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店