日国友の会

ふくしょく【複色】

読者カード 項目 2022年12月23日 公開

2021年09月20日 ubiAさん投稿

用例:又他の複雜な色ならばそれに相應して三色の粒の處が或は薄く或は濃くなつて居るが、粒が細かいから肉眼には唯此三色の混じた複色が見えるのである。
『天然色寫眞新法』 1907年9月21日 寺田寅彦
語釈:〔名〕複数の色がまざることで得られる色。また、特に三原色の各色がまざることで得られる色。

コメント:第二版には項目が載っていないようで、投稿例(1892)よりも新しいですが、この一例しかないので、とりあえず。「複色光」「単色」は立項されていますが、「複色」は立項されていないようです。初出(明治四十年九月二十一日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:2007年5月11日付けで、nanyakayaさんに、塩田力蔵『色の調和』(1892)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:天然色寫眞新法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年9月21日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:516ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕 

発行元:岩波書店