日国友の会

じゅしんき【受信機】

読者カード 用例 2022年12月19日 公開

2021年09月18日 ubiAさん投稿

用例:電氣の波はもとより眼にも見えず耳にも聞えぬものだが、特別な受信機にはよく感じ其器械の中で電氣の動搖が起る。
『無線電信の近狀』 1907年9月17日 寺田寅彦
語釈:〔名〕送信側から送られてきた信号を受け、それから必要な情報を取り出す機器。ふつうには無線受信機(ラジオ)をさすが、テレタイプ、ファクシミリの端末機などもある。

コメント:投稿例(1878、受信器)よりも新しいですが、第二版の用例(1893、受信器)(1910~11、受信器)(1929、受信機)(1948、受信機)の「受信機」の例よりさかのぼるので、とりあえず。初出(明治四十年九月十七日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:表記が「受信機」の例としては小林多喜二『蟹工船』(1929)の例よりも22年さかのぼることになりますね。

著書・作品名:無線電信の近狀

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年9月17日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:509ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店