日国友の会

オゾンガス

読者カード 項目 2022年12月15日 公開

2021年09月16日 ubiAさん投稿

用例:空氣中に電氣の火花を通ずる時一種の臭氣を帶びたる所謂オゾン瓦斯が出來る。此瓦斯は酸素の變形したもので非常に酸化力が强く黴菌類は此れに遇へば皆死んでしまふ。〔八十〕
『話の種』 1908年5月19日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 ozone gas)「オゾン」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。初出(明治四十一年五月十九日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「オゾン」の語釈は「(英 ozone 「阿巽」とも書いた)《オゾーン》酸素の同素体。化学式O3 特有の刺激性臭気をもつ微青色の気体。雷や紫外線の作用で空気中に少量発生。酸化作用が強く、不安定で、自然分解して酸素になる。濃いオゾンは有毒で長時間吸うと呼吸器がおかされる。漂白剤、酸化剤、殺菌・消毒剤などに利用」となっています。

著書・作品名:話の種

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1908年5月19日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:478ページ本文1行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店