日国友の会

マイクロフォン

読者カード 用例 2022年12月11日 公開

2021年09月12日 ubiAさん投稿

用例:船の方では船底に仕掛けた微音機(マイクロフオン)で此の音を聞くと云ふ細工である。〔三十〕
『話の種』 1907年10月31日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 microphone)《マイクロホン・ミクロフォン》音声を録音したり、電波にのせて放送したりする際に、音波を電流にかえる装置。マイク。

コメント:第二版に載っている辞書類(1888)以外の文例(1929~30)よりもさかのぼるので。ルビでの例です。初出(明治四十年十月三十一日、東京朝日新聞)とあります。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)から「ミクロフォン」の例が引かれているのが早く、文章例としては川端康成『浅草紅団』(1929-30)から引かれている「マイクロホン」の例よりも23年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:話の種

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1907年10月31日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:407ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店