日国友の会

むなぐろ【胸黒】

読者カード 用例 2022年11月05日 公開

2021年08月21日 ubiAさん投稿

用例:併し「胸黑ぢや」などゝ彼は獨り合點をしてゐるのである。
『鴫突き』 1934年12月 寺田寅彦
語釈:〔名〕チドリ科の鳥。全長約二四センチメートル。冬羽は全体にまだらな黄褐色だが、夏羽は上面が濃色となり、胸から腹にかけて黒色となる。よく似るダイゼンは、背が黒褐色なので区別できる。北アメリカ北部、シベリア北部で繁殖し、南アメリカ南部、東南アジア、オーストラリアに渡る。日本には春と秋に旅鳥として渡来し、干潟、水田や湖沼畔、畑地などで見られる。あいぐろ。学名はPluvialis dominica

コメント:第二版では古い用例(1670~74頃)のみなので、とりあえず。初出(昭和九年十二月、野鳥)とあります。

編集部:第2版では、『古今料理集』(1670-74頃)の例が添えられています。

著書・作品名:鴫突き

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年12月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:200ページ本文13行目〔『寺田寅彦全随筆五』、一九九二年四月三日 第一刷発行〕

発行元:岩波書店