日国友の会

スフェロメーター

読者カード 用例 2022年09月01日 公開

2021年08月01日 ubiAさん投稿

用例:さうしてそれをスフェロメーターの螺旋の尖端で押し下げて行つて沈沒させ、
『科學に志す人へ』 1934年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 spherometer)「きゅうめんけい(球面計)」に同じ。

コメント:投稿例(1897、スフェロメートル)よりも新しいですが、語形が異なるので、とりあえず。初出(昭和九年四月、帝國大學新聞)とあります。

編集部:2007年1月10日付けで、古書人さんに、飯盛挺造訳『物理学 上巻』(1897)から「スフェロメートル」の例をご紹介いただいています。ちなみに、「球面計」の語釈は「球面の曲率半径や薄板の厚さなどを測定する器具。三脚台の中央から、微調整ねじで上下に動く四本目の脚を出した形のもので、四脚の先端を同一水面に置いたときを零位置とし、中央の可動脚を引き上げながら測定する球面に押し当て、すべての脚の先端が球面と接触するときの、可動脚の零位置からの高さを測定して曲率に換算する。スフェロメーター」となっています。

著書・作品名:科學に志す人へ

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:566ページ本文13行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店