日国友の会

しゃしんでんそう【写真電送】

読者カード 用例 2022年08月28日 公開

2021年07月27日 ubiAさん投稿

用例:寫眞電送機械の機構にも矢張り同樣な原理が應用されて居る。此の場合には土器を漏れる水の代りにフィルムを卷いた囘轉圓筒が使はれ、棒に刻んだ線を人間が眼で見て烽火を擧げる代りに眞空光電管の眼で見た相圖を電流で送るのである。〔二〕
『變つた話』 1934年3月 寺田寅彦
語釈:〔名〕ファクシミリの一種。写真や図面の濃淡を電流の強弱に変えて電気信号によって遠隔地に電送し、受信側では信号を写真的手段で再現する方法。電送には有線、無線とも用いられる。電送写真。

コメント:第二版では辞書類(1924)のみで、文例が載っていないので。初出(昭和九年三月、經濟往來)とあります。

編集部:第2版では、下中芳岳『増補改版や、此は便利だ‐追々々増補』(1924)の例が添えられています。

著書・作品名:變つた話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年3月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:520ページ本文7行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店