日国友の会

へいぼんじ【平凡事】

読者カード 用例 2022年08月24日 公開

2021年07月25日 ubiAさん投稿

用例:いづれも平凡と云へば平凡のことであるが、此の平凡事を忘れてゐる爲に大きな損をしてゐる人は現在の世間にでも存外多いらしい。
『徒然草の鑑賞』 1934年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕ごくあたりまえの事柄。ありきたりのこと。凡事。

コメント:第二版の用例(1949)よりさかのぼります。初出(昭和九年一月、文學)とあります。

編集部:第2版では、正宗白鳥『人間嫌ひ』(1949)の例が添えられていますが、さらに、15年さかのぼることになります。

著書・作品名:徒然草の鑑賞

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:495ページ本文6行目〔『寺田寅彦全随筆四』、一九九二年三月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店