日国友の会

ギャング

読者カード 用例 2022年07月14日 公開

2021年07月03日 ubiAさん投稿

用例:アメリカ人には勉强家努力家が中々多い。ギャングも居るが眞面目な努力家も多い。
『チューインガム』 1932年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 gang 「群れ、同類」などの意)強盗、殺人、誘拐(ゆうかい)、密輸、酒の密造などを行なう組織的な犯罪集団。特に禁酒法下のアメリカに多く見られた。わが国では人数に関係なく、凶悪な犯罪者をもいう。ギャングスター。

コメント:第二版に載っている辞書類(1930、語釈中にも使われてはいますが)以外の文例(1934)よりもさかのぼるので。初出(昭和七年八月、文學)とあります。

編集部:第2版では、喜多壮一郎『モダン用語辞典』(1930)の例が早く、文章例としては、武田麟太郎『銀座八丁』(1934)よりも2年さかのぼります。

著書・作品名:チューインガム

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:486ページ本文10行目〔『寺田寅彦全随筆三』、一九九二年二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店