日国友の会

ぶんかいのう【分解能】

読者カード 用例 2022年06月24日 公開

2021年06月20日 ubiAさん投稿

用例:レーリーの初期の硏究の中で、可也永い間の手しほにかけて育て上げたものゝ一つは、回折格子の問題と分光器の分解能(resolving power)に關する問題とであつた。
『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 1930年12月 寺田寅彦
語釈:〔名〕測定器械や測定装置などで、物理量を識別できる能力。望遠鏡・顕微鏡では、二点間の最小距離または視角を、分光器では、近接するスペクトル線を分離できる度合をいう。

コメント:投稿例(1939)よりもさかのぼります。初出(昭和五年十二月、物理學及び化學)とあります。

編集部:2005年2月7日付けで、末広鉄男さんに、竹内時男『百万人の科学』(1939)の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼることになります。

著書・作品名:レーリー卿(Lord Rayleigh)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1930年12月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:198ページ本文6行目〔『寺田寅彦全随筆三』、一九九二年二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店