ごぎょうせつ【五行説】
読者カード 用例 2025年01月31日 公開
| 用例: | そこで支那の五行説に易りて男女の相性を見立る法が他に何かあるかと申に性理學の上から僅かに其一斑を説たるものがあります〔科學・人身判斷 フレノロジー一斑〕 |
|---|---|
| 『太陽(第貮巻第參号)』 1896年2月5日 小島敞悟 | |
| 語釈: | 〔名〕中国で、万象の生成変化を説明するための理論。宇宙間には木火土金水によって象徴される五気がはびこっており、万物は五気のうちのいずれかのはたらきによって生じ、また、万象の変化は五気の勢力の交替循環によって起こるとする。循環の順序を、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に勝つとして木金火水土の順とする相剋(勝)説と、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生ずるとして木火土金水の順とする相生説とがある。中国、戦国時代中期の鄒衍(すうえん)が、歴代王朝の交替を相勝の理で解いたことに始まり、季節、方角、色、臭から人の道徳に至るまで、あらゆる事象を五行のいずれかに配当するようになった。特に、木火金水には、方角では東南西北、色では青朱白玄、季節では春夏秋冬が割り当てられ、四獣(四神)の青龍・朱雀・白虎・玄武が配された。漢代になると陰陽説と結合し、暦法、医学などにも取り入れられて、長く中国人の公私の生活を拘束することとなった。五行の説。→陰陽五行説。 |
コメント:遡ります
編集部:2020年8月30日付けで、ubiAさんに、寺田寅彦『化物の進化』(1929)の例をご紹介いただいていますが、33年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第參号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年2月5日
著者・作者:小島敞悟
掲載ページなど:667ページ上段14行目
発行元:博文館
