日国友の会

かいりくふう【海陸風】

読者カード 用例 2022年05月17日 公開

2021年05月30日 ubiAさん投稿

用例:海陸風の原因が以上の通りであるから、此の風は晝間日照が强く、夜間空が晴れて地面からの輻射が妨げられない時に最もよく發逹する。
『海陸風と夕凪』 1922年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕海岸地方で、昼に海から陸に向かって吹く海風と、夜に陸から海に向かって吹く陸風とをいう。

コメント:第二版には用例が載ってなくて、辞書類からの投稿例(1906)以外に文例がないので。初出(大正十一年八月、科学知識)とあります。総ルビの科學知識 1922年第2巻8号34ページ中段5行目には、海陸風(かいりくふう)とルビがあります。

編集部:2008年4月22日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:海陸風と夕凪

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:259ページ本文3行目〔『寺田寅彦全随筆二』、一九九二年一月七日第一刷発行〕

発行元:岩波書店