日国友の会

からかぜがふいておけやがよろこぶ【空風が吹いて桶屋が喜ぶ】

読者カード 項目 2022年04月27日 公開

2021年05月13日 ubiAさん投稿

用例:しかし此れは空風が吹いて桶屋が喜ぶといふのと類似の詭辯に過ぎない。
『厄年とetc.』 1921年4月 寺田寅彦
語釈:「おおかぜが吹けば桶屋が=喜ぶ[=儲かる]」「かぜが吹けば桶屋が=喜ぶ[=儲かる]」に同じ。

コメント:投稿例(おおかぜが吹けば桶屋が喜ぶ(1935)、風が吹けば桶屋が儲かる(1970)、大風が吹けば桶屋が儲かる(1972))と似ていますが、見出しとなり得る最初の語(空風)が異なるので、とりあえず別項目として投稿します。いずれの投稿例よりもさかのぼります。初出(大正十年四月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。

著書・作品名:厄年とetc.

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1921年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:581ページ本文5行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店