日国友の会

とうう【凍雨】

読者カード 用例 2022年04月19日 公開

2021年05月07日 ubiAさん投稿

用例:凍雨の方は上層で出來た雨滴が下層の寒冷な空気を通過する中に段々冷却して外部から氷結し始める(514ページ本文11行目)
稀有な降水の種類として凍雨と雨氷を數へる事が出來る。(513ページ本文6行目)
『凍雨と雨氷』 1921年2月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)落下中の雨滴が凍結して透明または半透明の氷の粒となったもの。

コメント:投稿例(1932)よりもさかのぼります。大正十年二月十一日東京朝日新聞ではルビが付いています。初出(大正十年二月、東京朝日新聞)とあります。

編集部:2008年10月4日付けで、末広鉄男さんに、『万有科学大系正篇第十巻(普及版)』(1932)の例をご紹介いただいていますが、さらに、11年さかのぼることになります。

著書・作品名:凍雨と雨氷

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1921年2月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:513ページ本文6行目、514ページ本文11行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店