日国友の会

インパルス

読者カード 用例 2022年04月13日 公開

2021年05月05日 ubiAさん投稿

用例:感覺的な外觀の底にかくれた不可逹の生命をつかまうとする熱望衝動(イムパルス)が同じ方向に動かうとする吾々の心にも幾分かの運動量を附與しないだらうか。
『帝展を見ざるの記』 1920年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 impulse)(4)突然ある行動に駆り立てる力。衝動。刺激。

コメント:第二版に載っている辞書類(1914)以外の文例(1922)よりもさかのぼるので。初出(大正九年十一月)とあります。

編集部:第2版では、勝屋英造『外来語辞典』(1914)の例が早く、文章例としては、寺田寅彦『笑』(1922)よりも2年さかのぼることになります。

著書・作品名:帝展を見ざるの記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:451ページ本文6行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店