フェーズ
読者カード 語釈 2022年04月07日 公開
| 用例: | 變化とは云ふものゝ、寧ろ同じものゝ相(フェース)の變化であつて、よもや本質の變化ではあるまい。 |
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| 『帝展を見ざるの記』 1920年11月 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕物事のありさま。相。様相。(大辞林第四版「フェーズ 1」) |
コメント:相(そう)「【一】〔名〕(1)内面の本質を見るべき外面のようす。すがた。かたち。ありさま。外見。仏教では、性(しょう)または体と用(ゆう)に対させる。」といった意味合いでしょうか。「フェース」という表記ですが、フェース「(1)顔面。容貌(ようぼう)。」に近い意味というよりは、フェーズ「1物事のありさま。相。様相。」(大辞林第四版)に近い、異表記でしょうか。初出(大正九年十一月)とあります。
編集部:第2版の「フェーズ」の語釈は「(1)段階。局面。(2)物理学用語。位相。相」の2義のみとなっていますが、位相とは区別された「相」の意味のブランチを立てるべきかもしれません。ご教示ありがとうございます。
著書・作品名:帝展を見ざるの記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1920年11月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:寺田寅彦全随筆一 一九九一年一二月四日第一刷発行445ページ本文9行目
発行元:岩波書店
