日国友の会

びよく【鼻翼】

読者カード 用例 2022年04月07日 公開

2021年05月05日 ubiAさん投稿

用例:指先を輕く相手の脣と鼻翼に觸れて居れば人の談話を了解する事が出來る。
『鸚鵡のイズム』 1920年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕鼻の先の孔の両側がふくらんだところ。こばな。

コメント:第二版に載っている辞書類(1872)以外の文例(1928〜31)よりもさかのぼるので。初出(大正九年十一月)とあります。

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が早く、文章例としては、横光利一『上海』(1928-31)の例よりも11年さかのぼることになります。

著書・作品名:鸚鵡のイズム

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:440ページ本文9行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店