日国友の会

ぼうすいたい【紡錘体】

読者カード 用例 2022年03月27日 公開

2021年05月03日 ubiAさん投稿

用例:其中に一本圖拔けて長い小枝が交つて居て、其の先の方は蓑の尾の尖端から下へ一寸程も突き出て不恰好に反りかへつて居た。其れが此の奇妙な紡錘體の把柄とでも云ひたいやうな恰好をして居るのであつた。〔三〕
『小さな出来事』 1920年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(1)紡錘の形をした立体。

コメント:第二版の用例(1921)よりさかのぼります。初出(大正九年十一月)とあります。

編集部:第2版では、寺田寅彦『蓑虫と蜘蛛』(1921)の例が添えられていますが、さらに、1年さかのぼることになります。

著書・作品名:小さな出来事

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:422ページ本文5行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店