日国友の会

せんびょう【線描】

読者カード 用例 2022年03月15日 公開

2021年04月29日 ubiAさん投稿

用例:線描の落着いたしかも敏感な銳さと沒骨描法の豐潤な情熱的な溫みとが巧に織り成されて、茲にも一種の美しい交響樂(シンフォニー)が出來て居る。
『津田⾭楓君の畫と南畫の藝術的價値』 1918年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕線だけで、物の形を描き出すこと。また、その絵。線書き。

コメント:第二版の用例(1933〜37)よりさかのぼります。初出(大正七年八月)とあります。

編集部:第2版では、石坂洋次郎『若い人』(1933-37)の例が添えられていますが、さらに、19年さかのぼることになります。

著書・作品名:津田⾭楓君の畫と南畫の藝術的價値

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1918年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:298ページ本文13行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店