日国友の会

いんでんし【陰電子】

読者カード 用例 2022年02月19日 公開

2021年04月10日 ubiAさん投稿

用例:陰電子と共に物質を構成して居り然も物質質量の大部分をなして居る陽電子なるものゝ性質本體がまだ分らぬ內は前途なほ遠しと云はなければなるまい。
『物質とエネルギー』 1915年 寺田寅彦
語釈:〔名〕陰電気を帯びた電子。普通は単に電子といわれているが、陽電子と区別する場合に用いる。

コメント:投稿例(1935)よりもさかのぼります。文末に(大正四年頃)とあります。

編集部:2007年1月30日付けで、末広鉄男さんに、石原純『理化学辞典』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、20年さかのぼることになります。

著書・作品名:物質とエネルギー

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:201ページ本文11行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店