日国友の会

ゆうかいてん【融解点】

読者カード 用例 2022年01月02日 公開

2021年03月08日 ubiAさん投稿

用例:海の底はこれよりも少し重くてまた融解点(Yûkaiten)の低い岩石〝シマ〞sima(ケイ素のsiとマグネシウムのmaとの組合わせ。これから先では〝シーマ〞と書くことにする)で被われている。
『大陸と大洋の成り立ち』 1923年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「ゆうてん(融点)」に同じ。

コメント:第二版では辞書類(1886)以外の用例が載っていないので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十二年一月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が添えられています。ちなみに、「融点」の語釈は「固体の融解がきわめてゆっくりと起こり、固相と液相が平衡状態にある温度。圧力によって変わるが、普通一気圧のもとでの温度をさす。一般に異物が混入すると融点は低下する。融解点。溶融点」となっています。

著書・作品名:大陸と大洋の成り立ち

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、224ページ11行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、216ページ16行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二

発行元:岩波書店