シアル
読者カード 用例 2022年01月02日 公開
| 用例: | この人の考えでは、大陸というものは、割合に軽い〝シアル〞sial(ケイ素の略字siとアルミニウムのalとを組合わせて付けた名前、ここでは〝シアル(‘Siaru’)〞と書くことにする) |
|---|---|
| 『大陸と大洋の成り立ち』 1923年1月 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕(英 sial ドイツ Sial)大陸地殻の上層部のこと。この部分には、ケイ素(Si )とアルミニウム(Al )とが多いと考えられたために、このように呼ばれた。厳密に定義された語ではない。 |
コメント:投稿例(1932)よりもさかのぼります。最初の〝シアル〞は原文では原語での表記ですが、二つ目の〝シアル〞は原文では‘Siaru’なので「シアル」の例となるのではないかと思います。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十二年一月、『ローマ字世界』)とあります。
編集部:2007年8月6日付けで、末広鉄男さんに、『万有科学大系正編第二巻(普及版)』(1932)の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼることになります。
著書・作品名:大陸と大洋の成り立ち
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年1月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:邦字表記は、222ページ12行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、214ページ18行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二
発行元:岩波書店
