日国友の会

ぶんぴぶつ【分泌物】

読者カード 用例 2021年12月27日 公開

2021年03月06日 ubiAさん投稿

用例:これは麦の穂に出来る〝麦角〞の中にも含まれており、またペルシャやトルコにいるある虫の分泌物(Bunpibutu)にもあるが、
『一斤五〇〇円の砂糖』 1922年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「ぶんぴつぶつ(分泌物)」に同じ。

コメント:投稿例(1932)よりもさかのぼります。読みがわかる例なので。寺田寅彦全集第九巻の邦字表記では、「ぷんぴつぶつ」とルビがふってありますが、寺田寅彦全集第十巻では、「Bunpibutu」となっているので、「ぶんぴぶつ」で。『ローマ字世界』は未見です。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十一年十月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:読みのわかる例として2007年2月15日付けで、末広鉄男さんに、『万有科学大系正篇第六巻(普及版)』(1932)の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼることになります。

著書・作品名:一斤五〇〇円の砂糖

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1922年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、217ページ6行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、209ページ10行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷

発行元:岩波書店