日国友の会

かいせつ【回折】

読者カード 用例 2021年12月17日 公開

2021年02月23日 ubiAさん投稿

用例:望遠鏡のレンズまたは鏡で、ただ一つの点から来る光を焦点(focus)に集めると、いわゆる光の回折(Kwaisetu)(diffraction)のために、
『星の大きさを測るマイケルソンの方法』 1921年7月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)音波、電波、光、X線、中性子線などの波動が障害物の背後にまわり込み、影となる部分にまで伝わること。また、その現象。波の波長と同程度以下の大きさの障害物や穴がある場合などに起こりやすい。塀の向こう側でも音が聞こえ、谷間でもラジオが受信できる理由の一つ。

コメント:第二版の用例(1928)よりさかのぼります。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十年七月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、梶井基次郎『冬の蠅』(1928)の例が早いのですが、さらに、7年さかのぼることになります。

著書・作品名:星の大きさを測るマイケルソンの方法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1921年7月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、150ページ11行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、145ページ18行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二

発行元:岩波書店