日国友の会

みつばむし【三葉虫】

読者カード 項目 2021年12月11日 公開

2021年02月11日 ubiAさん投稿

用例:この図には七二〇〇万年を二四時間に縮めて地球が始まって今までを一昼夜に引き直していろいろな時代の長さを時間で示している。(中略)昼の一二時頃にはもうそろそろ三葉虫(Mitubamusi)(英語でtrilobite、ツリロバイトと読む)のようなものが這い出して、一五時すなわち午後三時頃のシルリア紀にはいろいろな背骨のない動物いわゆる無脊動物がいたことが示されている。
『地球の歴史』 1920年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「さんようちゅう(三葉虫)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正九年四月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。「さんようちゅう(三葉虫)」の語釈は「三葉虫綱に属する節足動物の総称。今から約五~六億年前のカンブリア紀に出現し、海中生物の主役となって栄え、古生代末に滅亡した。体は扁平で頭部・胸部・尾部の三つにわかれる。胸部には多くの体節があり、各体節の両側に付属肢があって海底をはったり、海中を泳いだりした。体は縦にも三葉に分かれるのでこの名がある。世界各地から化石として出現し、最も大きなものは長さが七五センチメートルある。古生代の各地質時代からそれぞれ特有の種類がみられ、重要な示準化石とされる」となっています。

著書・作品名:地球の歴史

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、118ページ7行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、114ページ13行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷

発行元:岩波書店