日国友の会

いたばさみ【板挟】

読者カード 用例 2021年08月07日 公開

2021年01月18日 とねさん投稿

用例:女房は四十六といふ老女(ばゝ)にて、家中(かちう)に名高(なたか)き氣むづかしやの上に、お花は從來(これまで)の自墮落奉公に筋骨弛(ゆる)みたれば、居づらきこと板插(イタバサミ)の中(うち)に强(しひ)て眠るごとし。
『伽羅枕』 1891年 尾崎紅葉
語釈:〔名〕(1)二枚の板の間にはさまること。

コメント:これも比喩的な用法ですが解釈1の例とみて、わずかに遡ります。

編集部:第2版では、永井荷風『夢の女』(1903)の例が添えられていますが、さらに、12年さかのぼることになります。

著書・作品名:伽羅枕

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1891年

著者・作者:尾崎紅葉

掲載ページなど:33ページ

発行元:春陽堂