日国友の会

ノクチルカ

読者カード 項目 2021年11月03日 公開

2021年01月10日 ubiAさん投稿

用例:なほ貴君の御考にてノクチルカ一個の光つて居る時の光度と線香一本の光と比べていづれが强いと感ぜられ候哉、(9行目)
ノクチルカは矢張螢のやうに点滅するやうに記憶致しますが如何哉、(14行目)
〔昭和八年(1933)六月七日〕
『末廣恭雄宛寺田寅彦書簡』 1933年6月7日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 noctiluca)「やこうちゅう(夜光虫)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。書簡末尾(六月七日)。

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「夜光虫」の語釈は「ヤコウチュウ科の原生動物。直径約一ミリメートル内外の球形で、後方に一本の太く長い触手があり、これをゆっくり動かして海面を浮遊する。無色透明のようであるが無数に集まると桃色に見え、赤潮と呼ばれる現象を起こし、時に魚介類を窒息させる。刺激によって発光し、夏の夜などは特に美しい。世界的に分布し、沿岸に多い。学名はNoctiluca scintillans 《季・夏》」となっています。

著書・作品名:末廣恭雄宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年6月7日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:39ページ本文9、14行目〔『寺田寅彦全集第十七巻』、一九五一年九月五日第一刷発行、一九八六年一二月五日第二刷発行〕

発行元:岩波書店