日国友の会

プラス

読者カード 用例 2021年10月30日 公開

2021年01月09日 ubiAさん投稿

用例:「墨流し」の一件で、此れは液中の炭素粉+(プラス)油の微粒と相撲を取つて居る。
〔昭和七年(1932)十月三十一日〕
『中谷宇吉郞宛寺田寅彦書簡』 1932年10月31日 寺田寅彦
語釈:〔名〕({英}plus )(1)(─する)ある数量にさらに別の数量を加えること。また、あるものに他の材料や要素を加えること。また、その記号「+」。

コメント:投稿例(1872)や第二版の用例(1901、1910~11、1931)よりも新しいですが、「+」を「プラス」と読んでいる例として。ルビでの例です。書簡末尾(十月卅一日)。

編集部:確かに、「+」に「プラス」とルビを振る例はこれが初めてですね。

著書・作品名:中谷宇吉郞宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1932年10月31日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:609ページ本文15行目〔『寺田寅彦全集第十六巻』、一九五一年八月五日第一刷発行、一九八六年一一月五日第二刷発行〕

発行元:岩波書店