日国友の会

ネック

読者カード 用例 2021年09月16日 公開

2020年12月20日 ubiAさん投稿

用例:電車の中でも蝙蝠傘をセロのネツクになぞらへて
〔大正十四年(1925)八月十二日〕
『小宮豐隆宛寺田寅彦書簡』 1925年8月12日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(1)(英 neck)首や首に相当する部分。また、洋服の首の部分や襟(えり)。

コメント:投稿例(1860、1910)、第二版の用例(1914)よりも新しいですが、「首に相当する部分」「物の、首に似た部分。(デジタル大辞泉、ネック2)」の意味では、さかのぼるようなので。書簡末尾(八月十三[原]日朝)。

編集部:投稿例はいずれも辞典類の例ですので、文例としては少なくとも第2版の河上徹太郎『ヴァイオリンとオイストラフ』(1955)の例よりも30年さかのぼることになりますね。

著書・作品名:小宮豐隆宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1925年8月12日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:719ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕

発行元:岩波書店