日国友の会

せいでんき【静電気】

読者カード 用例 2021年08月21日 公開

2020年12月06日 ubiAさん投稿

用例:此のマシー子は靜電氣を生ずるもので起電機と譯して居る人が多いかと思ひます
〔大正九年(1920)七月十四日〕
『小宮豐隆宛寺田寅彦書簡』 1920年7月14日 寺田寅彦
語釈:〔名〕帯電体に静止している電気。または電荷が移動してもその電流の影響が問題にならないほどに遅い場合の電気現象。正・負の電荷があり、その間にはクーロン力が働く。樹脂製のブラシで髪をとかした場合に起こる摩擦電気や、雷雲の荷電など。静電。

コメント:第二版に載っている辞書類(1886)以外の文例(1978)よりもさかのぼるので。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が早く、文例としては、向田邦子『父の詫び状』(1978)の例よりも58年さかのぼります。

著書・作品名:小宮豐隆宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年7月14日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:299ページ本文10行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕

発行元:岩波書店