日国友の会

ガスマントル

読者カード 用例 2021年08月21日 公開

2020年12月05日 ubiAさん投稿

用例:天へ一度ガスマントルをかけてそれから其れに火をつけて「私」の纎維を燒き拂はなければいけないやうな氣がする。〔大正九年(1920)三月二十一日〕
『小宮豐隆宛寺田寅彦書簡』 1920年3月21日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 gas mantle)ガス灯の点火口にかぶせる網状の筒。燃焼したガスの熱によって発光する。マントル。

コメント:第二版に載っている辞書類(1912)以外の文例(1951)よりもさかのぼるので。書簡末尾(三月廿一日)。

編集部:第2版では、棚橋一郎・鈴木誠一『舶来語便覧』(1912)の例が早く、文例としては石橋湛山『湛山回想』(1951)の例よりも31年さかのぼることになります。

著書・作品名:小宮豐隆宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年3月21日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:271ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕

発行元:岩波書店