日国友の会

エッチング

読者カード 用例 2021年08月09日 公開

2020年11月28日 ubiAさん投稿

用例:パステルだのエチングの樣な日本で見馴れぬものはいづれも面白くて垂涎の体でありました。
〔明治四十二年(1909)七月五日〕
『夏目金之助宛寺田寅彦書簡』 1909年7月5日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 etching)《エッティング》銅板などに耐酸性の膜を塗り、その表面を鉄筆などでひっかいて模様や絵などを描き、露出した金属面を酸で腐食させて線描画を得る技法。また、それによる印刷物。銅版画、写真製版などに用いる。

コメント:第二版の用例(1912~13)よりさかのぼります。表記が異なりますが。書簡末尾(七月五日)。

編集部:第2版では、夏目漱石『行人』(1912-13)の例が早いのですが、さらに、4年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:夏目金之助宛寺田寅彦書簡

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1909年7月5日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:53ページ本文6行目〔『寺田寅彦全集第十五巻』、一九五一年七月五日第一刷発行、一九八六年十月六日第二刷発行〕

発行元:岩波書店