いぼたろうむし【水蝋樹虫】
読者カード 用例 2021年07月13日 公開
| 用例: | 木(原)蠟樹虫を刻む音。 〔明治三十四(1901)年一月六日〕 |
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| 『寺田寅彦日記』 1901年1月6日 寺田寅彦 | |
| 語釈: | 〔名〕カタカイガラムシ科の昆虫。体長二、三ミリメートルで、イボタノキ、ネズミモチなどの樹皮に寄生。幼虫の雄は群生して綿状の蝋質物(いぼた蝋)を分泌する。この蝋質物は、昔から障子や襖(ふすま)の敷居に塗って滑りをよくするのに使われた。日本、中国、ヨーロッパに分布。いぼたむし。いぼたかいがらむし。いぼたろうかたかいがらむし。学名はEricerus pela 《季・夏》 |
コメント:投稿例(1925)よりもさかのぼります。「木(原)」は、原文ママの意で(原)がついています。表記が異なりますが、日本大百科全書(ニッポニカ)には「水蝋樹虫」の表記があります。寺田寅彦全集第十八巻 一九九八年七月六日発行では、「水蠟樹虫(いぼたろうむし)」の表記でルビがあります。
編集部:2008年10月20日付けで、古書人さんに、柳川福一『受験参考答案式 動物学粋』(1925)の例をご紹介いただいていますが、24年さかのぼります。
著書・作品名:寺田寅彦日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1901年1月6日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:161ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第十一巻』、一九五一年三月五日第一刷発行、一九八六年六月五日第三刷発行〕
発行元:岩波書店
