日国友の会

ゆいいつむに【唯一無二】

読者カード 用例 2021年05月05日 公開

2020年10月24日 ubiAさん投稿

用例:併し、科學者の考へ方は唯一無二のものではない。
〔文學と科學の國境〕
『科學と文學』 1933年9月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(形動)ただ一つで、二つとないこと。また、そのさま。「唯一」を強めていう語。唯一無双。唯一不二。ゆいいちむに。

コメント:第二版の用例(1946~48)よりさかのぼります。「ゆいいちむに(唯一無二)」では(1028~92頃)の用例がありますが、読みが不明なのでとりあえず「ゆいいつむに」で。初出(昭和八年九月、世界文學講座)とあります。

編集部:第2版では、埴谷雄高『死霊‐三章』(1946-48)の例が早いのですが、さらに、15年さかのぼります。

著書・作品名:科學と文學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年9月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:348ページ本文13行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕

発行元:岩波書店