日国友の会

ヨーヨー

読者カード 用例 2021年04月23日 公開

2020年10月18日 ubiAさん投稿

用例:書物でも、矢張りヨーヨーのやうなものである。
〔三・搜すものは無い〕
『錯覺數題』 1933年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 yoyo)(1)木や合成樹脂でつくった二枚の円盤を短い軸でつなぎ、長いひもをまきつけたおもちゃ。ひもの先をもって円盤を釣り下げ、回転の反動により上下させて遊ぶ。享保(一七一六~三六)ごろからあった手車(てぐるま)に近いものだが、ヨーロッパでの流行が日本にも波及し、昭和七~八年(一九三二~三三)にこの名で大流行した。

コメント:投稿例(1933.12)よりもさかのぼります。寺田寅彦全集第7巻(1961年4月7日第1刷発行、1976年8月10日第3刷発行) 209ページ下段本文10行目の注釈(248ページ)には、「糸巻きの木片の軸の部分を細くしたようなものに糸を巻きつけ、回転を与えて上下に動かすおもちゃ。(中略)昭和八年ごろ大流行した」とあります。初出(昭和八年八月、中央公論)とあります。

編集部:2007年11月23日付けで、古書人さんに『キング』(第9巻第12号、1933.12.01)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:錯覺數題

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:268ページ本文9行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕

発行元:岩波書店