日国友の会

けんがいづくり【懸崖作】

読者カード 項目 2021年04月19日 公開

2020年10月17日 ubiAさん投稿

用例:鉢植の蔓薔薇が流行ると見えて到る處の花屋の店に出て居る。それが、どれも此れも申合せたやうに所謂「懸崖作り」に仕立てたものばかりである。〔二・蔓薔薇と團扇とリベラリスト〕
『錯覺數題』 1933年8月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「けんがい(懸崖)(3)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。初出(昭和八年八月、中央公論)とあります。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「懸崖(3)」の語釈は「盆栽で、植物の幹や茎を根より低く鉢の外に垂れさがるようにつくったもの。菊の鉢植えなどにも見られる。懸崖づくり。」となっています。

著書・作品名:錯覺數題

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年8月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:264ページ本文1行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕

発行元:岩波書店