日国友の会

ねつびょう【熱病】

読者カード 語釈 2021年04月19日 公開

2020年10月17日 ubiAさん投稿

用例:何事でも「世界第一」といふ名前の好きなアメリカに、レコード熱の盛んなのは當然のことであるが、一九二九年はこのレコード熱がもつとも猖獗を極めた年であつて、その熱病が歐州に迄も蔓延した。
『記錄狂時代』 1933年6月 寺田寅彦
語釈:比喩的に、熱に冒されたように、あることに熱中する(夢中になる)こと。

コメント:この語釈では載っていないようなので。初出(昭和八年六月、東京朝日新聞)とあります。

編集部:第2版では、この用法に触れることができませんでした。

著書・作品名:記錄狂時代

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年6月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全随筆四 1992年3月4日第1刷発行、216ページ本文2行目

発行元:岩波書店