日国友の会

ひょうめんちょうりょく【表面張力】

読者カード 用例 2021年04月15日 公開

2020年10月14日 ubiAさん投稿

用例:細胞分裂の機構を說明する一つのモデルとして、表面張力の異同による液滴の分裂などを硏究して居る學者もある。
『物質群として見た動物群』 1933年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕液体の表面に沿って働く張力。液体分子間に作用する引力によって、表面の分子には中心に引き寄せられるような力が働くため、液体は自ら収縮してできるだけ小さな表面積をとろうとする傾向をもつ。この性質が表面に沿う一種の張力として現われたもの。界面張力。

コメント:第二版では辞書類(1900)以外の実際の使用例が載っていないので。初出(昭和八年四月、理學界)とあります。

編集部:第2版では、桜井錠二・高松豊吉『稿本化学語彙』(1900)の例が添えられています。

著書・作品名:物質群として見た動物群

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1933年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:161ページ本文14行目〔『寺田寅彦全随筆四』、1992年3月4日第1刷発行〕

発行元:岩波書店