日国友の会

スペクトル

読者カード 用例 2021年01月07日 公開

2020年09月06日 ubiAさん投稿

用例:朝、ハロ現はる、(略)そして美しいスペクトルの色を出して居た。
『寺田寅彦日記 大正十二(1923)年一月十三日』 1923年1月13日 寺田寅彦
語釈:〔名〕(フランス spectre)《スペクタル》可視光をプリズムで分光して現われる赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍(あい)、紫などの色のついた帯をいう。その色の順が光の波長の順であるところから、一般に雑多なものをその成分の波長や、質量、エネルギー準位など特徴となるある量の大小に従って順に並べたものをいう。比喩的にも用いる。スペクトラム。

コメント:第二版の辞書類(1888)以外の用例(1924)よりさかのぼるので。

編集部:宮沢賢治の『春と修羅』(1924)の例よりも1年さかのぼります。

著書・作品名:寺田寅彦日記 大正十二(1923)年一月十三日

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年1月13日

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彦全集第十三巻 一九五一年五月五日第一刷発行、一九八六年八月七日第二刷発行 198ページ本文7行目

発行元:岩波書店